各教科における取組

特色ある取組

食農プロデュースコースでの実習

2学期に入り、秋どれのスイートコーン、サツマイモの除草作業、ジャガイモ・キャベツ・ハクサイの定植など神農祭やそれまでの販売活動に向けて準備を進めています。

暑い中の作業ですが、たくさんの収穫につながるように丁寧に作業を進めています。

造園技能検定3級 実技試験練習開始

環境デザインコース2年生は、夏に受験する「造園技能検定3級」の試験に向けて4月から学科試験の勉強や、実技試験の練習に取り組んでいます。

これまで馴染みのない単語の勉強や実習技術など学ぶことは多いですが、全員合格できるように頑張ります。

「すだち胡椒ソーセージ」を食べる

 

  ~商品化した「すだち胡椒ソーセージ」がどの料理に合うのか~をテーマに調理実習を行いました。

  ソーセージといえば定番のホットドッグ。このソーセージは生タイプなのでパリッとした食感では

   ないので、初めて食べるとイメージと違う印象を受けると思いますが様々な食材と合わせると非常に

 おいしいと好評です。その他にも、ペペロンチーノ風のパスタやトマトスープとの相性は抜群です。

 意外な発見は、生タイプなのでコンソメを入れた炊き込みご飯にすると絶品です。ぜひ、お試し下さい。

 

 

  また、かまパンさんにご協力いただき、まめのくぼで栽培した「神山小麦」でコッペパンを作っていただき

 「すだち胡椒ソーセージ」と合わせた、神山校オリジナル「ホットドック」も試作しました。販売に向けては

  営業許可などクリアしなければならない課題も多くありますが、多くの方々に食べていただけるように様々な

 角度から検討していきたいと思います。

   

「すだち胡椒ソーセージ」の商品化

 

 

 商品化した「すだち胡椒」をソーセージに入れるとよく合うのではとの意見があり、フードコーディネーター            

の田中美和さんに協力いただき、試作を行いました。

 すだちの爽やかさと、トウガラシの辛みがソーセージによく合い、商品化に向けて取り組むことにしました。

 試作を重ね全体量の2%の「すだち胡椒」を加えることにしました。

 商品化については、石井町のウインナークラブさんにご協力いただき、ソーセージに加工していただきました。

 近藤社長にアドバイスいただき生タイプのソーセージに決めました。販売は、冷凍保存して行います。

 「すだち胡椒」も「ソーセージ」も食品添加物は使用せず、自然の味わいを大切にした商品としました。

 販売価格は、3本入り400円の予定です。

 販売場所は、城西高校「そよかぜ販売所」で、今年度の開店日から販売予定です。

 ※ 「そよかぜ販売所」での販売価格は440円となります。

   

  

   

 

「すだち胡椒」の商品化

 

 「すだち胡椒」の商品化

 本校は、すだち栽培においてJGAP認証を取得しています。

 JGAPとは、簡単に言うと日本で良い農業に取り組んでいるという証です。

 そのすだちの果皮にまめのくぼで栽培したトウガラシと食塩を合わせた調味料を「すだち胡椒」と呼びます。

 非常に辛いですが、おみそ汁やうどん、そうめんなどの薬味としても使えます。

 その他にも、鶏肉の塩焼きやソーセージなどにもよく合います。

 この「すだち胡椒」を阿南市の株式会社タカラ食品さんにご協力いただき、瓶詰にして販売します。

 昨年度、試験的に販売したところ非常に好評で今年度は、本格的にイベントなどで販売する予定です。

 販売価格は、資材費の高騰などを考慮し、再度検討中です。

  

シュロの剪定

環境デザインコース3年生の授業で校庭横のシュロの剪定を行いました。

少し高さのある木だったため、安全帯をつけての剪定となり、普段より緊張感をもっての実習でした。

高所での作業ということで、剪定技術はもちろんのこと、剪定時の安全について考えるよい機会でした。

課題研究(餃子チーム)

12月16日(土)、課題研究の餃子チームが四国大学交流プラザで「チャレンジショップ」として餃子定食を販売しました。

神農祭での提供が実現できていなかった彼らにとって、この1年間の集大成となる行事でした。

用意していた40食すべて完売とはいきませんでしたが、多くのお客様に食べていただき、応援のコメントをたくさんいただくことができました。

坂本龍一さんデザインの石組みの設置準備

11月9日(木)、3年生環境デザインコースの生徒が、神山まるごと高専に設置予定の石組みの準備を行いました。

以前、デザイン図を元に神山校へ届けられた石材を確認し、配置を確認しました。

これまで学んだ技術や知識を生かして、校庭にデザイン図の再現を行いました。

今後、まるごと高専の皆さんと協力して設置する予定です。

広野小学校の皆さんとダイコン収穫

11月9日(木)、広野小学校の児童の皆さんが来校し、2年生と一緒に以前種を蒔いたダイコンを収穫しました。

ほんの数ヶ月は、1粒だった種から成長し、大きくなっているダイコンに多くの児童が驚いていました。

生徒も上手くサポートしながら楽しんで作業を行えました。

このダイコンをどうやって料理してくれるのか、楽しみです!

課題研究(お菓子チーム)

11月10日(金)、課題研究で「子どもが野菜嫌いを克服できるようなお菓子をつくる」をテーマにしている生徒が下分保育所の5歳児の皆さんを神山校に招いて、カップケーキ作りを行いました。

慣れない作業でしたが、園児の皆さんは楽しみながらカップケーキを作り、おいしく食べてくれました。

生徒は、少しでも簡単に作れるようにと入念な準備をしていましたが、途中ハプニングがありながらもしっかりと実習を行えました。

今年度、下分保育所の園児の皆さんとは多くの時間を共有することができました。ありがとうございました!

1年生神山創造学「しごと体験」

11月9・10日、1年生神山創造学で「しごと体験」を、町内の各事業所に御協力いただき、二日間の職場体験をさせていただきました。

仕事内容の体験だけではなく、神山で働く大人の方々との交流も目的として実施しています。

今年は、各事業所の方々に来校いただいて「トークフォークダンス」(1対1で次々と人を変えて話をするアクティビティです。)を行い、受け入れ希望先を決定しました。多くの事業所の方と一度は、話をしたことがあるためスムーズに体験に入れていたように感じました。

各事業所の方々の御配慮もあり、どの生徒もいきいきと活動できていました。来週からは、貴重な体験をしっかりと振り返り、お互いに共有していきます。

アロマバスボム作り

32HRの生物活用の授業で、ハーブについて勉強しています。

今回は、アロマテラピストの勢井知恵さんを講師にお招きし、アロマについて教えていただき、アロマバスボム作りを体験しました。

キンモクセイの香りが優しく香るいろとりどりのアロマバスボムができました!

最後に、一人一人に合ったアロマを選んでいただきました。

寝付きが悪い、朝起きれない、冷え性など、それぞれの悩みに応じたアロマを調合してくださいました。

アロマの香りに癒やされた素敵な時間となりました。

勢井さん、ありがとうございました!

木を使ったアクセサリー製作

32HRのグリーンライフの授業で、神山町の木を使ったアクセサリー製作に取り組んでいます。

pupuの寒川真美さんを講師に招き、工具の使い方などを教わりました。

 

 

 

ブローチやイヤリング、かんざしなどのアクセサリーができました!

校庭マルシェや神農祭などで販売予定です。

 

 

倒木搬出実習

10月2日(月)、環境デザインコース3年生が「森林科学」の授業で倒木の搬出実習を行いました。

1学期に伐木したスギを実習林から搬出し、校内に持って帰ってきました。

徳島県 農林水産総合技術支援センターより、ポータブルロープウィンチをお借りしました。

生徒は、林業機械を使用し、機械化による労力の軽減を肌で実感するとともに、使用時の危険について身をもって、学ぶことができました。

今後、乾燥・成形し、薪やスエーデントーチとして道の駅などで販売予定です。

 

モクズガニを捕りました!

夏休みの一コマです。

今年から神山校に赴任された理科の先生が、地域の方に教えてもらってモクズガニ(食用種として有名な「上海蟹」と同族異種です)を鮎喰川で捕っていました。

仕掛けるのに数人の寮生に手伝ってもらい、一晩置いておくと、、、見事に捕れたとのことです。何度かの失敗を経てとれたようです。

寄生虫がいる可能性があるということでゆでて、おいしくいただきました。寮でも今後、調理してみるということです。

手伝った寮生は、地域の方と交流しながら地域の自然と触れる貴重な経験ができたようです。

 

課題研究(お菓子チーム)

7月28日(金)、以前から「子どもの野菜嫌いを克服してもらうためのお菓子作り」をコンセプトに活動している3年生が神山町内で農業をされている「有機野菜おろろの」の松本さんのほ場でピーマンの収穫体験をさせていただきました。収穫したピーマンは、譲っていただき、今後ピーマンパウダーを使って商品開発をしていきます。松本さんは、有機栽培にこだわっておられ、とても立派なピーマンをいただくことができました!

木製キーホルダー

 

  神山町の間伐材を使用したキーホルダーの

商品化を進めています。

 今回はヒノキを使用したキーホルダーです。

 キーホルダーにデザインし,オリジナルのキー

ホルダーを作製しませんか。

 

 

                  オリジナルキーホルダー作成例

 

耕作放棄地での石積み作業

 12月13日(金)、地域創生類1年生29名が「農業と環境」の実習で、学校近くの耕作放棄地の石積み作業を行いました。
 地域から石積みのベテランの方に教えていただいたり、いろいろな方のサポートのおかげで完成させることができました。

 

お洗濯実践授業(家庭総合)

 徳島管公学生服株式会社の米沢さんをお招きし、1年生を対象にお洗濯実践授業が行われました。
 制服の扱い方や、洗濯のしかた・洗剤の性能などの講義や、
 界面活性剤の浸透作用・乳化作用・再汚染防止作用などを、実験を通して目で確かめることで、今後の洗濯に役立つとの声を聞くことができました。

 

 

       

森林女子の活動

とくしま森林づくりフェスタ     平成27年11月23日(月)
 森林女子が神山森林公園イルローザの森で行われた『とくしま森林づくりフェスタ』に参加しました。森林の魅力や今までの森林女子の取り組みについて地域の方々に報告しました。また,本校の取り組みが評価され徳島県知事と交流を図ることができました。生徒たちはこの活動を通して社会との繋がりを学び,様々な人々との交流を通して見聞を広げることができました。

   

   
                                   
 

造園土木科の取り組み

造園土木科の取り組み
神山町の特産「青石」を利用した大きなベンチが完成!!

 9月25日(金)神山町下分のWEEK神山へ,以前から計画していた青石のベンチを設
置しました。
 

 
  
 担当教員からユニック操作の指導を受けながら,玉掛けをした大きな青石を水平に据える
のが大変でした。(^▽^;)

森林女子の取組み

森林女子の取組み
その2「林業関係企業並びに林業に携わる女性について取材」

6月8日(月)
  私たち「森林女子」は,課題研究のテーマとして県内の林業関係企業の現状と林業界へ
の女性の進出をかかげこの日,上勝森林組合(勝浦郡上勝町)と株式会社日新四国工場(
小松島市横須町)におじゃましました。


 上勝森林組合の現場で働いている「林業女子」こと,平尾綾さんと「森林女子」が対談
 を行いました。
 平尾さんは,徳島県で唯一,林業の現場で働いている女性です。
 現在従事している作業は,大型重機を操作して現場の林道をつくる仕事だそうです。
 なんと!既婚者で二児の母親でもあること。  「森林女子」全員驚き!!


 

【綾さんへの質問】
・なぜこの仕事を?
 「チェーンソーを使うのが楽しいから。」
 「旦那さんや両親も仕事のことを理解して
 くれている。」

・危険な目にあったことは?
 「太い枝が降ってきたり大きな石が転がっ
 て来たことがある。」
 「特に大きなことは山をなめてかからない
 こと。」

・こまったことは?
 「男性ばかりの職場なのでいろいろ不便な
 点は多いけど,みんな優しいので頑張って
 います。」
 
 取材に答えてくれる綾さんがとても輝いていた。

 

 今回の取材を通して林業の仕事は思ったより危険な場面が多いことにも気付くことが
できました。その中で綾さんは,「安全第一」で毎日,元気に仕事をしている。でも,林
業の紅一点の職場の中で不便さを微塵ともしない綾さんの姿勢に,仕事への誇りと愛
情を強く感じることができた。また,林業の仕事を愛しているのが感じられた。
 私たちも,自分の進むべき道をはっきり定め,ぶれない気持ちを持っ取組むことが大
事だと思いました。





 午後からは,小松島市にある株式会社日新四国工場に見学に行きました。
この工場では,伐採されたスギ・ヒノキなどを工場の土場に多量に入れて,機械で皮
を剥き,次に材をカツラ剥きにし,3枚に重ね高温で圧縮して合板にする作業を行って
います。



 合板は,建築材料とし関東方面に搬送しているそうです。



 工場内には,大きな機械や山から集められた木材でいっぱいです。ここでは,「バイオマス・エネルギー」と言って材の皮や木片を熱エネルギーとして利用し,蒸したり,燃やしたりする作業工程を行っていました。

 木材は,捨てるところがない!!
 驚きです。


 

 林業に携わる仕事の現場を見て,木材は,捨てることなく,私たちの生活に必要な材料
やエネルギーとして利用されていたことが学べました。

 今回は,林業に関連する2事業所を訪問し,見学やお話を聞くなかで,林業の大切さを
勉強しました。
 学んだことを,多くの人たちに伝えて関心を持ってもらうのが「森林女子」の目的です。
 これからも,林業並びに森林の魅力を発信していきたいと考えています。


 上勝森林組合の皆さん。  日新四国工場の皆さん。  本当にありがとうございました。
 


                                        森林女子(^_^)/

造園土木科3年授業の取組み

地域連携
~サテライトオフィス 短期滞在型宿泊施設の庭づくり~


 現在,神山分校では造園土木科の2・3年生で帯域滞在型宿泊施設「WEEK」の庭造りをおこなっています。日頃の学習の成果を発揮,表現できる場を与えていただいたことに感謝します。

それでは,これまでの私たちの取組みについて説明します。
 

4月17日(金)
まず,作業を始める前に現場の測量をおこないました。
そして,測量をもとに図面を完成させました。 
 

これが完成図面!
 
今回の依頼を受けた「株式会社えんがわ」に出向き,設計図をもとに担当した2年生がプレゼンを行いました。初めての経験に,とても緊張しましたが,私たちのプレゼンを快諾いただき,予定通り施工に取りかかることができました。



5月25日(月)
飛び石になる石を現場に運び込みました。
先生の指導のもと石にワイヤーを掛け,ダンプから慎重に降ろして
いきました。
しっかりと石にワイヤーが掛かっていないと途中で石が落ちる危険
があるため,珠掛け作業をしっかりおこないました。
 

 

 

 


5月29日(金)
ほ場から庭園で使う樹木の掘り起こしをおこないました。
授業で習ったとおりのきれいな根鉢が作れました。
掘り起こしているのは「イヌマキ」という樹木です。


  

 


6月1日(月)

石を設計のとおり,据える作業をおこないました。
石の正面を確認し,目標の場所にしっかり据えることができました。

 


 

 

 

 

この後,樹木を移植して芝生を張る作業をおこないます。
まだまだ,作業途中ですが,これからも頑張ります。

神山分校教科の取組み

神山分校教科の取組み「生活科3年 課題研究」
 
 神山分校が位置する神山町は,「森林の里」と言われるほど,その資源は豊富です。しかしながら,林業後継者不足は深刻化しているのが現状です。そこで本校生活科の課題研究において,林業に関する仕事体験や業務内容を学習することで,森林の魅力を多方面に広報し,今後の林業振興に貢献しようと考えました。


 

 企業見学!
 
 神山バレー・サテライト・オフィス・コンプレックスの「株式会社えんがわ」に見学にいきました。地域住民等と連携して,神山町の活性化に貢献している様子を学びました。

 株式会社えんがわはこちら
   株式会社えんがわ



神山町産業観光課の農林業進行担当者の方からお話をうかがい,神山町の林業の現状について学習しました。

 神山町役場はこちら 
   http://www.town.kamiyama.lg.jp/


 

 神山分校演習林で山菜採りにチャレンジ!
 森の豊かさに驚きました。


 

 (株)神山温泉道の駅では,本校で栽培した山野草などを販売し,森の魅力を伝える活動をしています。


 
 チェーンソーの取り扱い方や構造を課題研究で,体験しました。思ったより簡単に切れました。
 今後は,伐木の安全講習を受講し,チェーンソーで間伐にチャレンジしたい。

 

 間伐体験や廃材を使った木工作品に挑戦!
 木の活用法を検討しています。
  各種イベントで体験コーナーを設置する予定です。
 私たちと森林について学んでみませんか。                  森林女子(^_^)/